金利が高い通貨だけを選択して、その後保持することでスワップポイントが
ゲットできるので、このスワップポイントだけを目的に海外FX証拠金取引
をする人も多いようです。
デモトレードに取り組む最初の段階では、FXに必須の証拠金がデモ口座(
仮想の口座)に、指定された金額分仮想通貨として入金されることになりま
す。
収益を得るには、為替レートが注文を入れた時点でのレートよりも良くなる
まで待つしかないのです。この状態を「ポジションを保有する」と表現する
のです。
海外FX証拠金取引口座開設の申し込みを終了し、審査でOKが出れば「ロ
グインIDとパスワード」が郵便にて届けられるというのが基本的な流れで
すが、何社かの海外FX証拠金取引会社はTELを通じて「内容確認」を行
ないます。
昨今は、いずれの海外FX証拠金取引会社も売買手数料は0円となっていま
すが、別途スプレッドがあり、そのスプレッドが事実上の海外FX証拠金取
引会社の収益だと考えていいのです。
実際的には、本番のトレード環境とデモトレード環境を比較してみると、本
番トレード環境の方が「1回のトレードあたり1pips前後利益が減る」
と認識した方が正解でしょう。
スプレッドというのは外貨を売買する時の価格差のことで、FX会社の実利
になる売買手数料とも捉えられるものですが、各社それぞれが個別にスプレ
ッド幅を導入しているのです。
システムトレードでも、新たに売り買いするという状況で、証拠金余力が必
要となる証拠金額を下回っていると、新規に売り買いすることは認められま
せん。
低額の証拠金で高額な売り買いが可能となるレバレッジではありますが、予
想している通りに値が変化してくれれば嬉しい利益が齎されますが、逆にな
った場合は大きなマイナスを被ることになるわけです。
スキャルピングとは、数秒~数分で数銭~数十銭という利益を得ていく超短
期取引のことで、チャートあるいはテクニカル指標を頼りにトレードをする
というものなのです。
デイトレードと言いましても、「日々売り・買いをし収益に繋げよう」など
という考え方はお勧めできません。無謀なトレードをして、挙句の果てに資
金をなくしてしまっては悔いが残るばかりです。
トレードの稼ぎ方として、「値が上下どっちかの方向に振れる一定の時間内
に、少なくてもいいから利益を確実に掴みとる」というのがスキャルピング
になります。
デモトレードと称されているのは、ネット上の通貨でトレードを体験するこ
とを言います。100万円というような、ご自身で決定した仮想資金が入金
されたデモ口座が開設でき、本番と同じ環境で練習ができるというわけです
。
海外FX証拠金取引で使われるポジションと申しますのは、担保とも言える
証拠金を入金して、香港ドル/円などの通貨ペアを「売り買い」することを
言うわけです。因みに、外貨預金にはポジションという概念はありません。
スワップというものは、「売り」と「買い」の対象となる2つの通貨の金利
の差異からもらうことができる利益のことです。金額の点で言うと僅少です
が、日毎付与されることになっているので、馬鹿に出来ない利益だと考えま
す。